ひこぼしライン

昨日のブラブラ散歩は

今年8月に開通したJR九州のBRTに乗ってバスハイクでした

通称は「BRTひこぼしライン」

最近よく耳にする「BRT」はBus Rapid Transitの略だそうですよ

覚えられませんけど（笑）

要するに、これからの時代の優れた輸送システムという事ですね（笑）

全国各地にありますよね

この「ひこぼしライン」は相次ぐ豪雨で壊滅的に破壊された鉄道路線をバス専用道として蘇らせたものですね

田舎の人間にとって『鉄道』が通ってるのは、ひとつのステータスみたいなものなので、あくまでも「鉄道』復活を要望してました。

でもJR九州も廃線スレスレの線路を新たに復旧する余力が無かったのでしょうね。

とは言え、少ない乗客でもそれを頼りにしてる人たちもいる訳で、地元住民も最後は納得せざるを得なかったのでしょう。

そこで誕生したのが「ひこぼしライン」

宣伝が功して列車時代の2倍近くの利用者だとか。

私たちもまんまと乗っかった訳ですけど（笑）

ここが「ひこぼしライン」の出発駅「添田」

左にJRのディーゼル列車、右にはBRTの電気バス

とっても珍しい光景ですよね

乗客が多くて、私達は普通の臨時バスに乗りました

それでもちゃんと「ひこぼしライン」のラッピングをしてますよ

車窓の景色はほぼ全線同じ田舎の景色です（笑）





いよいよお目当てのバス専用道に入りました

線路の跡に造った道路なので、時々踏切的なゲートがあります

運転手さんが安全を確認してリモコンで開けてました（笑）

このトンネル、長いことハンパ無いです！
全長4,378mの釈迦岳トンネルこのトンネルの着工が1937年貫通が1955年と言うから、大変な事業だったのでしょうね長い年月苦労を重ねて、たくさんの犠牲者を出しながら掘られたトンネルです出口に殉職者の碑もありましたよ
狭いので慎重に走ります閉所恐怖症の人には難しいかも？と思いました（笑）

トンネルを出て直ぐの駅が「筑前岩屋駅」

新しく建てられたこの駅周辺の被害は本当に酷かったです

線路がどこだったか分からないくらいの被害でした

ニュース映像でも度々映されてました

これは有名な陸橋を走ってる時に撮った写真ですけどとっても「映える」ので人気なんですけど、上からでは何が何だかですね（笑）

これがネットで拾った「映える」写真です

こういうのを撮りたかった（笑）

もう二度とこの橋を列車が走ることが無いと思うと感慨が深いですね


河川や田畑の復旧工事もだいぶ進みましたね





あれも書きたい、これも書きたいと綴ってたら、思わず長くなってしまいました
もう少しだけ撮った写真があるので、それはまた明日に


たった数日の豪雨でもこんな大きな被害なんですから、紛争や戦争で荒らされた国土を元に戻すのは本当に大変です

戦争は駄目です！