選挙考

騒がしいだけで実りの無い選挙祭りが終わった。

結果は押して知るべし。

万が一でも差し障りがあったらいけないので、選挙前には言えなかった事。

ま、私ごときが言う事に差し障りがあるとも思えないが。

私は国政選挙では、いつも共産党に投票する。

共産党を支持してるわけでもなく、何かの義理があるわけでもない。

私なりの批判票だ。

白票で出すのは明確な批判とは思えない。

乱立する政党の中で、まともに政党として体をなすのが共産党くらいしか思い付かないと言うだけ。

かつては社会党を応援してた。

それも、土井たか子女史の「マドンナ旋風」「おたかさんブーム」の頃がピークだった。

「山は動いた」つもりで、びくともしてなかった。

結局私も「ブーム」に乗せられただけの頭が軽い有権者だった。

その後の離合集散を繰り返す、連立という名のドタバタ劇ですっかり白けてしまった。

そう言うわけで記憶にある限り、20年くらい前からずっと投票用紙に共産党と書き続けてる。

そう！私の住む地域では、ほぼ無駄票だ。

しかし、これが私の力の限りの抵抗でもある。

今回の選挙結果で唯一の光明と言えるのが沖縄だ。

オール沖縄が応援する候補者の当選が嬉しい。

じわじわと軍拡が進み、世の中がきな臭くなり始めた今。

日本が愚かな戦争に加担しないためにも、沖縄の現状を逐一知るべきだと思う。

誰かを貶めて自分の立場を正当化するのは、みっともない卑怯者だ。

新しく赤絨毯を踏む議員には、これだけはやめていただきたい。

とかく軽く見られがちな参議院。

今後も、雑音に踊らされない様に、冷静に見続けたいと思う。